カーボンシャフトの重量は軽いほうがいい?重さとプレー感の関係を解説

カーボンファイバー製ビリヤードキューを選ぶとき、「軽いシャフトのほうが振りやすいのでは?」と考える人は少なくありません。

一方で、シャフトを軽くするとキュー全体の重量やバランスも変わります。

そのため、シャフト重量だけを見て「軽いほど高性能」と判断するのは適切ではありません。

実際のプレーでは、シャフト重量とともに、

  • キュー全体の重量
  • バランスポイント
  • シャフト径
  • テーパー
  • 剛性
  • チップ
  • ストローク

などが組み合わさってプレー感を作ります。

この記事では、カーボンシャフトの重量がプレーにどのように関係するのか、軽量シャフトと重量のあるシャフトを選ぶときの考え方、購入前に確認したいポイントを解説します。

カーボンシャフトの重量はなぜ重要?

シャフトはキューの先端側に位置するパーツです。

そのため、シャフト重量が変わると、キュー全体の総重量だけでなく、前後の重量配分にも影響します。

例えば、同じバットを使っていてもシャフトを交換すれば、

  • キューが軽く感じる
  • キュー先端が軽く感じる
  • 前重心に感じる
  • ストロークのテンポが変わる

といった変化が起こる可能性があります。

つまり、シャフト重量は単独の数字ではなく、キュー全体のバランスとの関係で考えることが重要です。

軽いカーボンシャフトの特徴

軽量なシャフトを使用すると、キュー全体の重量を抑えやすくなります。

軽いキューを好むプレイヤーにとっては、取り回しやストローク時の感覚が合う場合があります。

また、先端側の重量が減れば、キュー全体のバランスが変わる可能性があります。

ただし、軽いシャフトがすべてのプレイヤーに適しているわけではありません。

キューの振り方やグリップ、ブリッジ、ストロークテンポなどによって感じ方は変わります。

重めのシャフトにはどんな特徴がある?

重量のあるシャフトを使用すると、キュー全体の重量が増える場合があります。

また、重量がシャフト側に集中することで、プレイヤーによっては前方に安定感があるように感じることもあります。

ただし、これも個人差があります。

「重い=安定する」「軽い=操作しやすい」と決めつけることはできません。

重要なのは、自分が普段どのようなキューを使っているかです。

現在のキューに慣れているのであれば、交換後の重量差が大きくならないように確認すると、新しいシャフトへの移行がしやすくなります。

シャフト重量とキュー全体の重量は別に考える

ここは購入時に間違えやすいポイントです。

商品ページに「キュー重量」が記載されていても、それが完成品全体の重量なのか、シャフト単体の重量なのかを確認する必要があります。

シャフト単体を購入する場合は、

シャフト重量 ≠ 完成したキューの重量

です。

現在使用しているバットの重量が分かっているなら、新しいシャフトとの組み合わせを考えることで、完成時の重量をある程度イメージできます。

ただし、実際のバランスは重量の合計だけでは決まりません。

各パーツの重量がどこに配置されているかも重要です。

バランスポイントとの関係

シャフト重量を考えるとき、必ず確認したいのがバランスポイントです。

例えば、同じ総重量のキューでも、

  • 前側に重量が多い
  • 中央付近に重量が集まっている
  • 後ろ側に重量が多い

という違いによって、プレイヤーが感じるバランスは変わります。

そのため、単純に「総重量が同じだから同じ感覚」とは限りません。

シャフト交換をする場合は、重量とバランスポイントをセットで考えることをおすすめします。

シャフト径によっても感覚は変わる

カーボンシャフトを選ぶときは重量だけでなく、シャフト径も確認しましょう。

BIZUでは現在、

  • 10.5mm
  • 11.5mm
  • 12.5mm

の3種類のサイズがあります。

シャフト径が変われば、先端部分の構造やプレイヤーが感じる操作感も変わる可能性があります。

ただし、「細いシャフトは軽い」「太いシャフトは重い」と単純に考えることはできません。

製品ごとに構造や重量設計が異なるため、実際の仕様を確認することが重要です。

軽いシャフトならストロークしやすい?

これはプレイヤーによって答えが変わります。

軽いシャフトを好む人は、キュー先端を動かしやすいと感じる場合があります。

一方で、ある程度の重量感があるほうがストロークを安定させやすいと感じるプレイヤーもいます。

そのため、

「軽い=振りやすい」

と一律に考えるのではなく、自分のストロークに合うかどうかを確認することが重要です。

特に長年同じ重量のキューを使用している場合は、急激な重量変更よりも現在の感覚に近い仕様から試す方法があります。

カーボンシャフトの重量と低ディフレクションの関係

カーボンシャフトを検討する人の中には、重量と低ディフレクションの関係を気にする人もいます。

低ディフレクションは、単純なシャフト重量だけで決まるものではありません。

重要なのは、

  • 先端部の重量
  • シャフト全体の重量配分
  • シャフト径
  • テーパー
  • 剛性
  • 構造

などです。

そのため、「軽いカーボンシャフトなら必ず低ディフレクション」という考え方は適切ではありません。

商品を比較するときは、重量だけでなく、メーカーが公開している設計情報や仕様を確認しましょう。

重量よりも打球感を優先したほうがいい?

プレイヤーによって優先順位は異なります。

例えば、キューの重量には満足しているものの、打球感だけを変えたいのであれば、重量が大きく変わらないシャフトを選ぶ方法があります。

逆に、現在のキューが重すぎると感じている場合は、軽量シャフトへの交換を検討することもできます。

この場合でも、重量だけではなくバランスの変化を確認してください。

同じ数十グラムの変化でも、重量がどこからどこへ移動するかによって感覚が変わる可能性があります。

カーボンシャフトを交換するときの重量チェック

現在の木製シャフトからカーボンシャフトへ交換する場合は、次の順番で確認すると分かりやすくなります。

1. 現在のシャフト重量を確認する

まず現在使用しているシャフトの重量を確認します。

2. バット重量を確認する

可能であれば、バット単体の重量も確認します。

3. 新しいシャフト重量を見る

購入予定のカーボンシャフトの重量を確認します。

4. 完成時の総重量を考える

バットとシャフトを組み合わせた場合の重量を確認します。

5. バランスを確認する

総重量だけでなく、前後の重量配分についても考えます。

6. 現在の感覚との差を考える

現在のキューに慣れているなら、どの程度の変化まで許容できるか考えておきましょう。

BIZUカーボンシャフトを選ぶときの考え方

BIZUのカーボンファイバー製シャフトを検討する場合も、重量だけで選ぶ必要はありません。

まず、

自分が現在使用しているキューの重量とバランス

を把握することをおすすめします。

そのうえで、

  • 10.5mm
  • 11.5mm
  • 12.5mm

のシャフト径から、自分のプレースタイルに合う仕様を比較します。

さらに、ジョイント、テーパー、チップ、シャフト重量などを確認すれば、より具体的な比較ができます。

BIZUが公開しているSGS試験では、特定の11.5mmシャフトを対象として、剛性と径方向の一貫性などが評価されています。

試験では最大剛性差2.06mmという結果が示され、3.82mm未満という要求値に対してPASSとなっています。

ただし、このデータは試験対象となった特定サンプルと試験条件に基づくものです。重量やプレー感について、すべてのプレイヤーに同じ結果を保証するものではありません。

オンラインでカーボンシャフトを購入するときの注意点

実物を持って確認できない場合、商品ページの情報量が非常に重要です。

最低限、

  • シャフト重量
  • シャフト径
  • 長さ
  • ジョイント
  • テーパー
  • チップ
  • 保証・交換条件

を確認しましょう。

重量が明記されていない場合は、販売店に問い合わせるのも一つの方法です。

特に現在使用しているシャフトから大きく仕様を変更する場合は、購入前に確認しておくことでミスマッチを減らせます。

カーボンシャフトの重量はどう選べばいい?

初めてカーボンシャフトへ交換する場合、現在のシャフト重量を基準に考えると比較しやすくなります。

現在のキューが扱いやすく、重量にも不満がないなら、極端に異なる重量へ変更する必要はありません。

一方、現在のキューが重すぎる、または軽すぎると感じている場合は、シャフト交換を重量調整の一つの方法として検討できます。

ただし、シャフトだけでキュー全体のバランスが完全に決まるわけではありません。

バット、グリップ、バンパーなどの重量も関係するため、最終的にはキュー全体で考える必要があります。

よくある質問

カーボンシャフトは軽いほうが良いですか?

必ずしもそうではありません。軽量シャフトには取り回しなどのメリットを感じる人がいる一方、ある程度の重量感を好むプレイヤーもいます。

シャフト重量はキューのバランスに影響しますか?

はい。シャフトはキューの前側に位置するため、シャフト重量が変われば全体の重量配分やバランスポイントが変化する可能性があります。

軽いシャフトなら低ディフレクションになりますか?

重量だけでは判断できません。低ディフレクションには先端部の設計、重量配分、シャフト径、テーパー、剛性など複数の要素が関係します。

シャフト径が違うと重量も変わりますか?

製品によって異なります。径だけから重量を判断することはできないため、実際の商品仕様を確認してください。

BIZUのカーボンシャフトには何mmがありますか?

現在は10.5mm、11.5mm、12.5mmの3種類があります。

木製シャフトからカーボンシャフトに交換すると重量は変わりますか?

交換するシャフトの重量によって変わる可能性があります。総重量だけでなく、バランスポイントの変化も確認することをおすすめします。

まとめ

カーボンシャフトを選ぶとき、軽さだけを基準にする必要はありません。

重要なのは、

  • シャフト重量
  • キュー全体の重量
  • バランスポイント
  • シャフト径
  • テーパー
  • 剛性
  • チップ
  • 自分のストローク

を組み合わせて考えることです。

特に現在の木製シャフトからカーボンシャフトへ交換する場合は、現在の重量とバランスを基準にすると、新しいシャフトの特徴を比較しやすくなります。

BIZUでは現在、10.5mm、11.5mm、12.5mmの3種類のカーボンファイバー製シャフトを展開しています。

「軽いシャフトを選ぶ」という考え方だけではなく、自分がどのような重量感とバランスでストロークしたいのかを基準に選ぶことが、長く使えるカーボンシャフトを見つけるポイントです。